
おしゃれ童子
今月からオーナーの石見だけでなく、TWTGスタッフみんなで綴っていきたいと思います。今回は、靴磨き以外の運営全般を担当している裏方のMが書きます。 「どうしようかなぁ」と考えてみたのですが、根が真面目な私には真面目なことしか書けないという結論に至りましたので、お洒落について、色んな角度から真剣に考えていこうと思います。 ではでは、さっそく、「vol.1 太宰治 おしゃれ童子」 何事にも失敗は付きものだ。お洒落も然り。むしろ、ファッションほど些細なミスが致命傷になり得るものは、少ないかもしれない。たとえば、靴下ひとつ間違えただけで、完成度もテン ションもガタ落ちしてしまう。 私自身、これまで何度失敗してきたかわからない。年齢と共に進化を遂げているはずなのに、今でも「やっちゃった」という日はある。
しかも不思議なことに、失敗するときはいつも、家を出るまで気付かない。たいてい、街中で窓ガラスに反射した自分自身を見て「あー、変だ」とわかる。 そうなれば最後、その場で新しく買って着替えるか、さもなければ帰ってしまいたくなる。用事があって外出したのに、最寄