
César_Ritz
高級老舗ホテルの代名詞・リッツの創業者、セザール・リッツの若いころをご存知ですか? 実は、靴磨きや売春宿のドアマンの仕事をしていたんです。 15歳でホテルのウェイターの職に就いたことで、人生を変えていきました。 実力で、一流ホテルの現場にも関わるようになり、キャリアを積みながら次第に頭角を現したそうです。 モンテカルロ/グランドホテルの支配人時代には、1年でその収益を倍にしたりと、 実力を示し、キャリアアップしていきました。現代では、大規模な顧客開拓といえば「広告」ですが、 まだ【ラジオすらなかったメディアインフラの整わない時代】に収益を倍にするという事はとてつもないことです。 セザールは、顧客のニーズを細かくキャッチし、確実に実現させることによって【固定客を増やし】ました。
世界の富豪や王族たちが、彼の魅力の虜となりました。 そして1898年に独立、いよいよパリにホテル・リッツを創業したのです。 それでは、そんなセザールの名言をひとつご紹介。 「顧客に求められたら決してノーと言ってはいけない。相手が月をほしがったとしてもだ。とにかくやってみる